父親の背中

父親の背中

 

今年も残す所、1ヶ月を過ぎました。

この1ヶ月は色々あって、更新も滞っていました。

 

ちょうど1ヶ月前、11月6日(水)に父親が亡くなりました。

とても急なことすぎて、この1ヶ月はなんだか

気分も体調(変な肩こりがすごすぎて…)も不安定でした。

 

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…父は高速道路関係の仕事をしており、休みは不定期でした。

なので、休日に父と遊びにいったり…という思い出は少ないです。

もともと出不精で〝デブ〟精…。

テレビを見ながらうたた寝し、

ゴロゴロするのが趣味のような人でした。

一緒にキャッチボールとかは思い出す限りでも、数回…。

 

…でも、絵を描いたりするは得意で

小さい頃、写生大会で船を描いたり、菖蒲を描いたり…

絵を描くコツはよく教えてもらった気がします。

また、書道も一緒に通っていました。

父は定年後に書道を再開し(確か…)、

先生から書道家としての名前ももらっていました。

 

…高校生くらいの時、父が若い頃に集めていたらしい

新聞や雑誌のキリヌキ(ロゴやデザインの)を貼った

スクラップブックを見たことがあります。

その時は何も聞かず、「へぇ〜」としか思わなかったのですが、

もう少し話を聞いとけばよかったです…。

…デザインや広告業界への夢があったのでしょうか。。

 

…父は話し好きですが、非常に話がつまらないです。

(…遺伝してますが。。。)

また、子どもに「どうこう」とかは一切言わず、

不平不満や悪口もほとんど言わず(陰でいってたかも…)

自分自身のこと(想い)もほとんど話しませんでした。

 

…そして、父の晩年は、地域の防災リーダーと民生委員をし

地元「一色町」に力を注いでいました。

長年、まじめに誠実に働いてきた父の最後の夢だったのでしょう。

最後の最後まで〝飽きず〟に続けていました。

 

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この1ヶ月、いろいろ思い出していると

先に書いたように(もっと色々でてきますが…)
やっぱり、その思い出が「今のカタチ」になっています。

ちゃんと背中を見てきたのでしょう。

…いい所、わるい所ありますが。。。

 

11月21日に、事務所開設から

2周年を無事に迎えることができました。

これからも、父の想いを胸に(想像ですが…)

まじめで誠実に…そして、そこに面白さを足せるような

仕事をしていきたいと思います。

 

★写真は、僕が見た、父の最後の背中…。(今年の6月)

 久々に名古屋に来るのに、なんでそのTシャツ???

 がっかり感ははんぱなかったです。

 父らしさと地元への思いを背負っていたのでしょうか。。。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    soda (金曜日, 06 12月 2013 14:25)

    やっぱりオヤジの背中は偉大だね^_^